MemoPad HD7のストレージ

MemoPad HD7は16GBの内部ストレージと、microSDカードの外部ストレージを使うことができます。
ただし、以前はメモリ確保のためという名目でmicroSDカードを追加する事が出来たのに、最近の端末はは比較的大きなメモリとストレージを持っているためかアプリを外部ストレージに逃す機能が有効になっていない端末が多いようです。
このMemoPad HD7も外部ストレージに逃す事ができないようで、アプリ設定画面にアプリを外部メモリに逃す設定が見つかりません。

また、アプリが外部ストレージに上手く対応出来ていない事もあるようで、「電子書籍 Reader by Sony」では、デフォルトをmicroSDカードに設定しているにもかかわらず内部ストレージ側に各種フォルダが作成され、ダウンロードした書籍も内部ストレージに保存されてしまいました。

ちなみにデフォルトのストレージ設定は、MemoPadの設定画面から「ストレージ」→「DEFAULT WRITE DISK」で設定出来ます。

そんな訳ですから、基本的にアプリとデータの保存は内部ストレージを使い、写真や動画など、アプリ連携度が低いデータを外部ストレージに置くという使い方が適当なのではないかと想います。

そんな使い方であれば、内部ストレージが16GB(ユーザーが実質使えるのは12GB程度)もあれば十分でしょう。

microSDは32GBまでをサポートしていますが、余程大量の動画を持ち歩く場合でなければ16GBで足りるかもしれませんね。
ちなみにカメラアプリは撮影した写真をmicroSDに保存可能です。アプリの設定で保存先をmicroSDにしましょう。

Nexus7と比較して、microSDが使えるという事がMemoPad HD7のアドバンテージであるという事がよく言われます。
僕もその意見に反対はしませんが、上記のような制限があることも事実。
過度な期待はせず、自分の用途に合わせてmicroSDのサイズを決めるのをお勧めします。