MeDocを作ってみる

陰郎さんのJaponicaを使うようになったので、最近は青空文庫などのテキストコンテンツを猿のようにTreoに読み込ませています。
そうなると、だんだん欲が出てくるもので、MeDocを作ってみたいなと思うようになってきました。

ただ、MeDocのインデックスを手作業で作るのは非常に骨の折れる作業です。目次を作ってそれぞれの行番号を手で書くというのは理屈は単純ですが手間がかかります。
こういう作業はコンピュータの得意分野なので自動化するべきでしょう。

という事で、CHEEBOWさんのStoryEditorをパソコンにインストールしてみました。
かなり以前に公開されたものでしたので、まだ公開されているのか心配でしたが、ありましたよ(CHEEBOWさん、感謝!!)。
StoryEditorはWindowsで動作するアウトラインプロセッサですが、完成した文書の出力形式が豊富で、MeDoc形式もサポートされています。

通常は章立てをしてから各章ごとにテキストを書き込むのですが、予め階層化したテキストをインポートすることも出来るので、既存のテキストファイルにちょっと修正を加えてからStoryEditorに読み込ませるだけでMeDocを作ることが出来ます。

具体的には

第1章
あいうえお
かきくけこ

第2章
さしすせそ
たちつてと

みたいなテキストがあった場合、以下のように目次の情報を追加します。

.第1章
第1章
あいうえお
かきくけこ

.第2章
第2章
さしすせそ
たちつてと

はい。各章の先頭に“.”(半角小数点)から続く章の名前を記述するだけです(これが最終的にMeDocの目次の章名になります)。

このファイルをStoryEditorに読み込ませてMeDoc形式で出力するだけ。
これは便利。
CHEEBOWさんに感謝です。