ノートPCのバッテリ

我が家のノートPC、最近バッテリの持ちが悪くなってきました。
古いPCなので、最近火を噴くなど話題のリチウムイオンバッテリではなく、ニッケル水素バッテリ。
こいつは継ぎ足し充電による「メモリー効果」が発生することで知られています。
継ぎ足し充電とは、バッテリをスッカラカンにせずに途中まで使ったら充電する行為のこと。
これを繰り返すと、メモリー効果という現象が発生し、満充電状態のバッテリでも十分な時間使用できずにスッカラカンになってしまうと言うものです。
最近は、リチウムイオンバッテリが当たり前になってきて、バッテリの劣化も以前ほど深刻ではなくなりましたが、僕のノートPCはかなりクラシカルな部類に入るので、バッテリ問題も深刻です。
ノートPCなどでは当たり前のように継ぎ足し充電が行われるため、以前は満充電で2時間以上使えていた僕のPCも、最近は1時間も持たずにバッテリ警告を出すようになってしまいました。

ただしこのメモリー効果、簡単な方法で復旧が可能。
バッテリをスッカラカンにして充電しなおすという作業を繰り返すことによってある程度復旧できるんですね。
先週末に僕のPCでもやってみました。
Windowsを起動してしまうと電源管理アプリがちょっかい出したりHDDにアクセスされたりと面倒なので、BIOS設定画面やBoot選択画面を表示した状態で放置です。
やがて、バッテリがスッカラカンになったらフル充電して、さらにフル放電。

放電作業時にパソコンを使ってバッテリの持ちを確認してみましたが、3回くらい充電と放電を繰り返した段階でバッテリの使用時間が2時間を越えました。
これだけ復旧すれば合格です。

たまには古いPCで良かったと思うこともあるんですねぇ。