Genpei1185の城

さて、前述のMA-CYさんのBlogの中にこんな記述があります。

中国地方以西は、播磨、但馬の2国だけで国境が構成されていて、かつ播磨には強力な城があるので、守りやすい地形です。

Genpei1185のマップを見た方は分かると思いますが、何故か平家の領国にだけ城が複数点在しています。
今回、この城の配置にはちょっと気を使いました。
菊池隆直の肥後と平泉の藤原秀衡は最初から確定。
源頼朝は序盤の敗戦で流浪した経緯もありましたが、鎌倉で問題はないでしょう。
木曽義仲は本来信濃の武将ですが都から平家を追い落とした直後という設定でしたので京を本拠にしました。
義仲には京と信濃の2国に居城を持たせる案もあったのですが、東国は3人の武将で争ってもらうのが一番という考えで都1国を拠点に据えました。
では何故平家だけ3つもの城を持っているのかという話です。
実はこの城は、大きな合戦のあった一の谷、屋島、壇ノ浦を想定しています。
源氏としてプレイするのであれば、やはりこれらの合戦で勝利してもらわなくてはならないだろうという作者の独断と偏見によるものです。
特に一の谷の城と京の都にある義仲の居城は西国と畿内以東を分断する軍事境界線の役割を果たします。
ここを突破した武将こそが天下に最も近いと言えるかも知れません。