電子立国 日本の自叙伝

先日Amazonをふらふらと覗いていたら、1991年に放送されたNHKスペシャル「電子立国 日本の自叙伝」のDVD-BOXが発売になったことを偶然に知り、購入してしまいました。

当時、放送を録画したVTRも既に見る事も出来ず、NHKオンデマンドで配信してくれないかなぁと密かに思っていたのですが、ひょんな事から再会です。

もう見られないかと思っていた、若き日の三宅アナと相田ディレクターの素人視線での絶妙な掛け合いトークをまた見る事が出来て嬉しい!!

Amazonの在庫の関係で購入してから数日待たされましたが、一昨日届きましたので一気に全巻見てしまいました。

トランジスタの誕生から今に至るまでの半導体産業の歴史を、素人にも分かりやすく解説している内容はすばらしいと思ってます。数あるNHKスペシャルの番組の中でも屈指のひとつでしょう。
さすがに20年近く前の放送ですので、日本の半導体産業の絶頂期で話がクローズしていますが、現在でも十分に通じる見ごたえのある内容。
と言うより、微細加工の単位がμmからnmに変わったり、シリコンウェハーのサイズが12cmから30cmになったりした以外は、現在でも十分通じる内容でした。
何よりも(今は忘れかけられている)物作りに対する情熱が伝わってきます。

僕も関連する業界の人間ですので、ウチの若い衆にも見てもらいたいなぁと思ったり。