サイズとバランス

この日記を継続的にごらんの方はご存知の通り、現在僕はTreo680をメインに使用しています。
Treoの良い所は、なんと言ってもそのサイズ。
さすがに携帯電話として洗練されてきただけあって、常に持ち運ぶのに全く苦になりません。
それまではT|Xをメインで使用してきました。
T|Xも過去に使用してきたPDAの中では非常に携帯性に優れていると思っていたのですが、時としてTreoより一回り大きいそのサイズが気になることがありました。

常に携帯していても邪魔にならないサイズと言う意味で、現時点でTreoは僕の求めている理想の大きさだと思っています。

ただし、そのサイズがマイナスに感じることが無いわけでもありません。
主にそれを感じるのは液晶スクリーンの大きさです。
T|Xの液晶スクリーンはワイドスクリーンTreoはスクエアスクリーンとなる訳ですが、その辺は僕はあまりこだわりはありません。強いて言うなら僕がワイドスクリーンが欲しいなと思うのはムービーを見るときくらいでしょう。

それよりも、物理的なサイズと解像度の問題の方が僕には問題です。
Treo680はT|Xよりも一回り小さいスクリーンを搭載しています。
表示解像度を比較すると双方とも幅320ドットのハイレゾ表示ですので、ピクセルサイズはTreoの方が小さい訳ですね。

T|Xを使用していたとき、メモ帳やスケジュールの文字はスモールフォントを使用してきたわけですが、Treoでスモールフォントを長時間見るのは、僕にはややキツイなと感じます。
特に通勤中の揺れる電車の中で文章を読むには、僕の場合標準フォントでないとダメです(年齢的に少しづつ衰えが…^^;)。
そんな訳で、最近はハイレゾの恩恵を以前ほど受けなくなってきているなと感じています。

普段携帯するサイズをメインに考えるならTreoのサイズは理想ですが、スクリーンのサイズをメインに考えるなら、僕にとってT|Xは理想のデバイスと言えるでしょう。

まぁ、元々作成したアプリ検証のために幾つもデバイスを購入したという建前もあるのですが、普段はPDAとしての運用があるわけです。
「そんなに何台もPDAを持っててどうするの?」
と周囲からは言われる訳ですが、どうせ揃えてしまったリッチな環境です。
持ち歩くためのTreoをメインデバイスとして考えるなら、T|Xは自宅でムービーを見たり無線LANでネット巡回をするためのサブデバイスとして十分に機能しているよという、最後は単なる言い訳に終わったりして…(^^;)