NS Basic6でのアプリ制作方法

NS Basicもバージョン6になって、特に仕組みを組み込まなくてもPalmOS5.4系の5Wayナビゲーションに対応してくれるようになりました。
これは結構嬉しいのですが、ボタンやテキストフィールドなど画面構成用オブジェクトの遷移順序がオブジェクトID順になるようです。
今までは、思いつきで適当に画面レイアウトを作成していたのですが、これですと5Wayで目的のオブジェクトに遷移させるのが大変です。
例えば電卓の画面で、数字キーを移動するのに0→1→2→…9の順にフォーカスが移動してくれればいいのですが、これが3→7→2→…6なんて移動されたら戸惑いますよね。

そんな訳で、ボタンなどの配置順序にも気を使う必要が出てきた訳です。
僕のNS Basic6での処女作となるカード管理アプリは、先日もお話いたしました通り諸々の都合で画面レイアウトから先に作っている訳ですが、このような事情もあって、画面を先に固めて、それから処理を埋め込むのが効率的な作り方なんじゃないかなと、改めて実感した次第です。