WS004SH考察…のつもりが電子辞書

さて、新型W-ZERO3ことWS004SH発表の騒ぎも落ち着いたところで、ちょっとこの注目の端末について考えてみました。
従来のイメージはそのままでメモリ倍増、辞書搭載と正統的なアップグレードを果たしたWS004SHですが、改めていい端末だなぁと思います。
まぁ、電話機として考えればデザインも大きさもイマイチだと思うのですが、通信端末としては非常に便利ですし、今度は電子辞書まで載せてきました。

そう、この電子辞書ってのは今後のPDAの方向性としてもっと注目してもいいんじゃないかと思ってます。

例えば電子辞書にWindows MobileだとかPalmOSを搭載するという考え方はどうでしょう?
ユーザにしてみれば、電子辞書にどんなOSが載っていようとそれほど気にする部分ではありません。
それにWindows MobileだろうとPalmOSだろうと電子辞書のエンジンとなるソフトは存在しますから、メーカーがその気になれば電子辞書デバイスとして組み上げることは問題ない訳です。

しかもこれらのOSを搭載する事で、パソコンと連係するPIMを標準で電子辞書に内蔵できるわけですから、ビジネス用途にはもってこいです。
家電量販店でも人気の電子辞書は、PDAとなんら遜色の無い価格帯で飛ぶように売れているわけですから、そんな中にPDAOSを忍ばせれば、あっという間に潜在ユーザを増やせると思うのですが…。

残念な事に現在はPDA単体の機能で勝負できる土俵は小さいので、携帯電話にしろ電子辞書にしろ売れ筋のデジタルモバイルガジェットにOSをバンバン搭載して売りさばくという戦略があってもいいと思うのですがねぇ。

あ、全然WS004SHとは違う話になってしまった。(^^;)