キッズ携帯

既にご存知の方も多いと思いますが、以前から噂のあったバンダイのキッズ携帯「PaPiPo」が発表されましたね。

通話だけじゃなく、メール、写真、コンテンツサービス、ゲームと、最新の携帯と遜色の無い機能が用意されているのには感心しました。
子供だって、子供用携帯電話と言う事で機能が限定されていたら魅力的では無いでしょうしね。

その中でも、コンテンツサービスは「こちらBスタジオ」という子供専用コンテンツサービスが提供されているのに更に感心。
逆に、アクセス可能なコンテンツサービスが「こちらBスタジオ」に限定されているので、親としても安心です。

この「こちらBスタジオ」を使うためには「キッズスタジオ」というオプションサービス(月額525円)を申し込む必要があるそうですが、このサービスに申し込むと1ヵ月あたり300BPというポイントがもらえるそうです。
一種のお小遣いですね。
このポイントをうまくやりくりしながら、ゲームをダウンロードしたり、メール送受信やアラーム時に表示されるアニメーションをダウンロードしたりできるとの事。
これは面白い発想です。
こんなアイデアで子供が小遣いのやりくりに慣れてもらえたらと思ってしまいました。

いや、大人になっても小遣い管理が苦手な人が多いので、是非大人向けのサービスでも、この月額小遣いのポイント制って欲しいかもと思ってたり…(^^;)

位置情報サービスも提供されているので、いざと言うときにも安心。
PHSの位置情報サービスは、最新のGPSナビと比べると精度はイマイチですが、子供の行動を把握するならこれで十分でしょう。

逆に、惜しいなと思ったのは、最近のキッズ携帯では当たり前のように付いている防犯ブザー機能について記述が無いこと。付いていないのかな?
これの有無で購入を検討する親も多いと思うので、これはほしい気がします。

それから、デザインが惜しいですね。
デザインは3種類用意されているようですが、どうも女の子向けのデザインと言った感じで、これを男の子に持たせるのはどうかと…。
着せ替えができるようなので、シックな黒一色とかシルバーとか、シンプルな着せ替えプレートがあればいいなと思います。

しかし、バンダイが携帯を提供できるなんて、半年前には想像もできなかったと思います。
これもウィルコムW-SIMのおかげですよね。

他社からも色々アイデアを出して欲しいところです。