IDEOSの文字入力環境にMemoMushを活用する

IDEOSは非常によく出来たデバイスなのですが、画面解像度がQVGAと言う事で制約も多いです。
特に、日本語の入力では困ることが多々あります。


例えば、次の写真はGmailアプリを使ってメールを入力したイメージです。

一見、狭いながらも何とか文章を入力できるスペースが確保されているように見えます。
ところがドッコイ。実際に文字を入力するとすぐに以下のような事態に。

変換候補が表示され、入力ウィンドウが画面の外に追いやられてしまってます。
もう本文に何が書かれているか全く分かりません。
まぁこれは、インプットメソッドにGraffiti for Androidを使っているのもいけないのですが…。
Graffiti for Androidは、他のインプットメソッドのように変換候補の表示を1行にするとか、入力エリアを縮小するとかの細かいカスタマイズが出来ないので、このように酷い事態になってしまいました。
例えばOpenWnnフリック入力対応版を使って、ボタン縮小と候補1行表示を行った場合は以下のようになります。

うん、何とか本文2行表示成功です。
でも、根本的な解決にな程遠いですよね。

そんな訳で、最近MemoMushというアプリを使い始めました。
これは本来、文章に定型文を挿入するためのマッシュルームアプリです。
マッシュルームは、Androidの代表的な日本語インプットメソッドであるsimejiの機能を拡張するためのアプリですが、今では他のインプットメソッドでもマッシュルームとの連携が出来るようになりつつあります。
OpenWnnフリック入力対応版も先日のアップデートでマッシュルームが使えるようになりました。
また、Graffitiのようにマッシュルームに対応していないインプットメソッドでも、マッシュドアーなどのアプリから間接的に呼び出す事もできるようになりました。

…話がそれましたが、元々MemoMushは定型文をの作成と貼りつけを行うだけのアプリなのですが、定型文作成画面が非常にシンプルなので、このように幅広く文章入力エリアを使うことが出来ます。

これだけあれば、メール程度の文章は問題なく作成できます。
また、MemoMushはマッシュルームアプリなのでsimejiやOpenWnnからはボタン一発で呼び出すことが出来、入力した文章をそのまま呼び出し元の画面に貼り付けることができます。
本当は定型文の登録なんて出来なくてもよいので、文章入力エリアのみ用意したマッシュルームがあればなお良いのですが、当面はMemoMushのお世話になりそうです。

でも…シンプルな文字入力パッドのマッシュルーム、どなたか作っていただけませんかねぇ。