SDカード
今までT|Xには512MBのSDカードを挿していたのですが、バックアップマニアも度が過ぎるとこれでPalmのデータを管理しきれなくなるようです。
しょうがないので1GBのSDメモリカードを購入しました。
以前、転送速度があまりにも遅いSDカードを使って閉口した事があったので、ある程度の速度は欲しいなと思っていたのですが、実際に店に出かけてみてびっくり。
SDカードの転送速度表記がバラバラなので、どれが速いのか見当がつきません。
実際に「20MB/S」といった様な実際の速度を表記しているものや「60倍速」といったもの。
それから「クラス4」といったクラス別表記になっているものなど様々。
それぞれのカードでどっちが速いのか見当がつきません(予め下調べしとけと言うツッコミは無しね)。
まぁ、相手がPalmなので、メディアがめちゃくちゃ高速でもCPUの処理速度に限界があるから厳密に調べても仕方ないってのもあったんですけどね。
結局、レキサーメディアの高速SDメモリカード(60倍速?)を購入。
とりあえず、どのくらいの速度なのか以前使用していたPQIの512MBのデータとの比較をVFS Markでのベンチマーク結果でまとめてみました。
PQI 512MB | Lexar 1GB | |
FileCreate | 295% | 1750% |
FileDelete | 309% | 1942% |
FileWrite | 57% | 17% |
FileRead | 527% | 545% |
FileSeek | 3933% | 3933% |
DBExport | 148% | 74% |
DBImport | 170% | 185% |
RecordAccess | 1292% | 1292% |
ResourceAccess | 1280% | 1280% |
VFSMark | 890 | 1224 |
VFS Markはm500に16MBのSDカードを挿した際のデータを100としたものらしいので、それよりは格段に速くなっているのですが、FileWriteとDBExportの2つのスコアがPQIのカードよりも格段に低くなっています。
特にFileWriteのスコアは凄く低いですね。まぁ総じてカードへの書き込みが従来よりも遅いと覚えておきましょう。
その他のスコアは、FileCreateとFileDeleteのスコアがずば抜けて高いですが、ファイルの作成とか削除なんていうものは少しくらい遅くても一瞬で終わる処理ですから、影響はあまり無いでしょう。
その他の処理に関しては、ほぼ同一スコアと言う事ですから、カードの速度にCPUが追いついていないんでしょう。
ま、そんな感じでトータル的にスコアは上がってますが、書き込みの処理が今までより遅いと覚えておけばいいでしょうか。
これってバックアップマニアにはちょっと戴けない結果かもしれませんが…(^^;)
まぁ今のところ、通常運用では快適なので良いのかも知れません。