SPAMなメール

一方、メールでもらうSPAMの中には、面白いものが混ざっていることがある。
僕の所属するマウンテンバイククラブのサイトを以前立ち上げていたのだが、未だにメールアドレスが有効で、SPAMが1日に100件近く届いている。
PaPi-Mailを使うとメールのタイトルだけ読み込んで一括削除という使い方ができるのでとっても便利なので、Palmからメールの削除を行うと言うのが僕の日課になっている。
ただ、タイトルと一緒にメールの最初の数行を読み込む設定にしているので本文の一部も読むことが出来るのだが、たまたま読んだ某奥様のメールは、連続の物語になっていて面白い。

「もしかして私に電話をかけてきませんでしたか?」
「実は寂しいので、誰かに話を聞いていただきたいので電話いただけませんか?」
「何で連絡をくれないのですか?」
「もしかして最近連絡をくれないのは、最近若い子とお友達になられたからですか?」
「やっぱり私みたいなおばさんじゃ駄目なんですか?」
「それでも私待ってますから。いつでも連絡ください」

みたいな…(^^;)
いや、ご立派なイマジネーションをお持ちで…。
例えこれがSPAMじゃないとしても、ここまで思い込みで激しくアプローチされたら、大抵の男は引きますって。

当然、誘導サイトのURLが書いてあったりするのでSPAMなのは一目瞭然なのですが、スケベ心にダイレクトに直球を投げてくるようなメールが何十通もある中に、こんな変化球が混ざっていると、ちょっと楽しみになる自分。

「次はどんなメールが来るのかな」ってね。
まぁ「迷惑なのでさっさとやめて下さい」ってのも本音だが、既にこのメールアカウントの削除手続きをしてしまった。
なのでこの奥様の、ちょっと自分勝手なくせに人肌恋しいメールとも、あと数日でオサラバ。

こういう非生産的な事に労力を使う暇があったら、その技術をもっと世のために…(以下略)