メインをT|Xに切替えて思うこと

あのね、PalmOS5.4系を初めてメインマシンとして使ってみたわけです。
NVFS対応になってバッテリ残量とかを気にする必要が無くなって非常に宜しいのですが、代償が大きい気がするのね。
何て言うか、Palmの大好きだった部分が全部スポイルされている気がする。

まず、電源OFF状態でアプリケーションボタンを押してもすぐにアプリが起動しない。

「今日のスケジュールはどうかな?」

と、スケジュールボタンをポンと押してから、画面にスケジュールが表示されるまでにえらく待たされる。
長いときでは10秒以上たってから、思い出したように表示される事がある。
恐らく、フラッシュメモリからアプリケーションとデータをキャッシュ領域にロードしている時間だと思うのですが、何だかえらく長い時間かかっているのは何故?

それから、リセットが多い。
最初の頃はTungsten|Cに入っていたアプリを全て移行したんですよ。
で、移行したアプリが動作するかの確認のために、盛んにアプリの起動&終了を繰り返していたんですね。

そしたらば、操作途中で何の前触れも無く画面が真っ暗になってリセット。
リセット後はそのアプリは問題なく使えるようになったのですが、しばらくしてまた別のアプリ実行中にリセット。

「何なのよこれは!?」って感じ。

これが噂に聞いたキャッシュ問題なんだろうなと思って、今関さんのDBCasheToolをインストールしたのですが、イマイチ使い方が分かってない。
とりあえず、これで時々キャッシュをクリアしたり、明示的にリセットする事で安定して使えているみたいなのですが、何だか安心感が10分の1になった感じですねぇ。

あと、これは関係しているのか分かりませんが、普段あまり使わないアプリをPowerRUNでSDカードに避難させるようにしたのですが、これでメインメモリを空けたら不意のリセットが殆どなくなりました。
む〜。

とにかくT|Xちゃんはわがままさんのようで、手がかかってます。

#陰郎さんから借りていたZ22ではあまり意識しなかったんですけどねぇ。