Windowsバージョンアップ

連休最終日の昨日、我が家にあるVAIOノートXR1という年代物のPCのOSを入れ替えました。
かみさんの所有物なので、僕自身積極的に管理していなかったのですが、Windows98初期バージョンに、ソニーがゴタゴタとアプリをプリインストールした状態で64MBしかないメモリが購入直後から悲鳴をあげていたので、以前からどうにかしてあげたいなと思っていました。
たまたま子供用の教材を購入する事になり、それがWin98SE以降でないと動作しないとの事でしたので、それならばと余っていたWindowsMeにアップグレード。

ノートPCのOS入れ替えは、ドライバが揃うかどうかかなりシビアな問題なのですが、いざとなればリカバリCDでOSパーティションをまっさらな初期状態に戻して、Windowsの上書きアップグレードで対応できるだろうと気楽な気持ちで作業開始。
一応、上書きアップグレードは最終手段と言う事で、まずはCドライブのフォーマットをしてWinMeのメディアからインストール。

びっくりしたのは、BIOSがWinMeに対応できていなくて、OSのセットアップ途中で無限リブートに陥ってしまった事ですかね。
WinMe対応のBIOSソニーのサイトにありましたので、BIOSのアップグレードで対応できましたがかなり冷や汗モノでした。
心配していたドライバ類も、WinMe標準でビデオ、サウンドを始めとする全てのドライバが対応できましたので一安心。
これはさすがに、古い構成に助けられました。

Windows Updateも終わらせ、ウィルス対策も我が家で定番のAVG FreeEditionを導入して安定して動作しています。
何よりプリインストール系アプリを一掃出来たので、起動がメチャクチャ軽くなりました。まだまだPentiumII/333MHzでも使えますな。

何故か我が家では今まで使い物にならなかったコレガの無線LANカードも、今回はキッチリと認識してくれましたので、インターネット端末としても便利に使えることでしょう。

確かに、Win95系の流れを汲むOSと言う事で安定感は今ひとつですが、こういう古いPCでは、流石にWinXPの動作は辛いものがありますし、Win95系OSの集大成としてWinMeはまだまだ重要だなぁと思った次第。
マイクロソフトさんも、古くなったからと言ってサポートをやめるならば、この辺のOSをフリーで配ってくれても良いんではないでしょうかねぇ(わがままですかな?)。