ALP

eyeさんが言われているように、ALPのニュースリリースPalmwareが動作するという1文はかなり目立たない表現になっているため、ALPで既存Palmwareが動作するのか心配になっている方も多いようです。
この辺の仕組みについては、J-OSの作者である山田さんがご自身のBlogで説明されていました。
関心のある方はちょっと古い記事になりますが山田さんのBlogこの記事をお読みになるといいでしょう。もっとも、アプリ開発者の視点で書かれていますので、Palmwareを開発した事の無い人にはチョット難しいかもしれませんが。

同じく開発者の視点で平たく言うならば、Linuxカーネル上で動作するPalmOS Simulatorが実装されていると考えれば、納得いくのではないかと思います。

ですから普通にPalmOS上で動作するアプリならば、問題なく動作するでしょう。
Windows上のPalmOS Simulatorでアプリを動作させるようなものですからね。
NS Basicで作られたアプリなら、ほぼ間違いなく動作するでしょう。必要ならNS Basic社がALPに対応したランタイムを用意するでしょうしね。この辺はランタイムが必要なNS Basicの強みです。

ただ、OSカーネル内部構造にちょっかいを出す、日本語化キットやHackなどのハード寄りアプリは、専用のものが必要になるだろうと想像しています。ただこの辺は、OS4→OS5で我々は既に経験済みですから、大きな問題にはならないでしょう(既存のPOBOXATOKが使えなくなるかもと考えると、大きな問題かもしれませんが…^^)。

早く日本国内で使えるALP仕様のスマートフォンが出て欲しいですね。

#ところでこのALP、正式には「ACCESS Linux Platform」の略称なのですが、僕には「ACCESS Linux Palm」に見えてしまいます。
コッチの方が、既存のPalmユーザにはウケがいいような気がしませんか?