AndroidのキーボードでPalmの文字入力

Palmの文字入力といえばGraffitiです。
PHEMも当然Graffitiで快適に文字入力をすることが出来ますが、Android上で動作している訳ですから、Androidで使用している文字入力メソッドで文字入力を行うことも出来ます。
今日はそんな文字入力を可能にするPHEMのキーボードボタンの説明をしましょう。




Androidで文字入力を行うには、画面上のキーボードボタンをタップします。

すると、普段Androidで使用しているキーボードが表示されます。
普段通りに入力すると、PHEMを通じてPalmOS側に文字が入力されます。
下の画像を見ると、GraffitiエリアにかぶさるようにAndroidのキーボードが表示されているのが分かります。

ここで面白いのはPHEMは文字の入力だけを行うということです。
日本語変換はPalmOS側で行います。
なので、Androidの文字入力モードは英字モードが原則となります。
また予測変換等の候補が表示されている状態ではうまく動作しないようです。
上記の画像はATOKのものですが、未入力時の推測候補表示をOFFにすることで、PHEMで入力できるようになりました。

ちなみに変換はPalm側で行うと言うことは、Androidで文字入力をしてもPalm側の日本語入力システムを切り替えて使うことが可能と言うことです。
例えば下の画像のように入力はATOK(Android)、変換をPobox(Palm)とか。
今のAndroidiOSのように入力と変換がガッチリ手を結んでしまうと、こんな芸当はなかなか見られませんが、昔からPalmはこういう使い方が出来たので懐かしい気がしますね。

Android側は英字が打てればなんでもいいので、英語版キーボードでも十分です。
面白いところでは、Graffiti Pro for Androidでも入力出来ました。

本末転倒のような気もしますが、これはこれで使いやすいですよ(笑)。