ガスコンロの炎

先日、ガスコンロを点火してびっくり。
炎が真っ赤です!!

えっえっ?ヽ(゚Д゚≡゚Д゚)/
これって…まさか不完全燃焼?
大慌てでコンロの火を消して全力で換気扇を回します。

でもね、これでもこまめにコンロの掃除はしていたつもりなんですよ。
どうしよう、ガス屋に電話?
や…これはアパートの設備だから、まず不動産屋に連絡?
とにかく…これ不完全燃焼ならヤバイです。

「単身赴任の会社員、アパートで一酸化炭素中毒死」

なんて明日の朝刊の見出しが頭をよぎります。(汗)

オロオロしているうちに、アパートの設備なら不動産屋から預かっている設備のマニュアルがあった筈と思い出しマニュアルを開いてみることに。

そして…ガスコンロのマニュアルにこんな一文を見つけました。

「加湿器を使用すると水分に含まれるカルシウムが燃えて炎が赤くなることがありますが、異常ではありません。」

…思い当たるフシが。
その日僕は加湿器を購入したばかり。

ネットで調べてみると、超音波式加湿器を使っている部屋でガスコンロの炎が赤くなるという記事がチラホラと…。
超音波式加湿器はタンクの水をそのまま霧にして空気中に放出するので、水道水の成分がそのまま撒かれるようです。
で、水道水に含まれるカルシウム成分がコンロの火に触れると燃えるのが赤い炎の正体。
カルシウムの炎色反応は橙赤色なので…ちょうど写真のような事になるのだそうです。
ちなみに加熱式の加湿器は、タンクの水を蒸発させた蒸気を放出するのでカルシウム分は無いらしい。
その代わり加湿器の内部に白いカルシウム結晶がこびりつくのだとか。
どっちもどっちですな。

やぁ、びっくりしました。
ただ本当に不完全燃焼だとヤバイので加湿器を止めること半日。部屋の湿度がカラカラの20%まで低下したのを確認してからもう一度ガスコンロを点火すると、いつものきれいな青い炎でした。

ホッと一息。
しかし…炎色反応なんて言葉を聞いたのは中学校の理科の授業以来ですわ。(笑)