プチコンで遊ぶために3DSを買う

実は私、こう見えても自分でゲーム専用機を購入したことがありませんでした。
20年くらい前に一度、何かのイベントの賞品としてゲームボーイ(初代)を頂いたことがあるのですが、2〜3日で妹の手に渡り二度と帰って来なかったのが、私が手にしたゲーム機の全て。そんな私が、なぜかNINTENDO 3DS LLを購入。
それは、昨年末の息子との会話に発端がありました。


それはある日の事。
何となくポケコンの話になったんです。

「昔はポケコンっていう電卓の親分みたいな小さなコンピュータがあってね、それでゲーム作ってよく遊んでいたんだよ」

最近はすっかりゲームは買うものになってしまったので、そんな話をしてもスルーされてしまうものだと思っていたら…

「へぇ〜いいなぁ」

と、息子の意外な反応。どうやらプログラミングという行為にとっても興味がある模様。
コレはもしや?と思い、

「そんなに興味があるなら、オマエの3DSでも出来るぞ。"プチコン"ってソフトをダウンロードすればね」

そんな訳で、成り行きで息子のNINTENDO 3DSに"プチコンmkII"を購入。
ご存知の方も多いと思いますが、スマイルブームが販売している"プチコン"は、80年代のパソコン少年には馴染み深いBASICプログラミング環境を、NINTENDO DSi/3DS上に再現するシステム開発環境です。

ただ私、プチコンの存在は発表直後から知っていたものの、どうせファミリーBASIC程度のお遊び環境だと半分バカにしていました。
ええ、実際触ってみるまでは。

でもね…

実際触ってみてびっくり。
これって凄いじゃん!!

プログラムの文法こそ、オブジェクト指向とか構造化プログラミングとかナニソレ美味しいの的なレトロなBASICですが、それが最新ゲーム機のハードと融合するだけで、凄いゲームが簡単に作れる環境となる訳です。

いや、BASICと言えば当時の8ビットパソコンで使っていたイメージしか無いので、これだけ高速だと、もう何から手を付けてくれようかと思ってしまいます。

しかも、メモリーリソースも豊富。
恐らく余程の事がない限り、一つのプログラムで使い切ることはないでしょう。

そんな訳で冒頭に戻りますが、自分用にNINTENDO 3DS LLを購入した次第。
LLにしたのは、お年寄りモードに突入した私の目にも優しそうだから…(笑)

とりあえず、拙作LightCycleをプチコンで動かしてみました。

なかなか使えそうです。

もう少ししたら、プログラムを公開するサイトを整備する事にいたしましょう。