食チェック考

自分で作ったアプリで考察を述べるというのも何なんですが、元々「食チェック」は他所のネタをパクって応用して作ったものですので、根拠とかその辺は曖昧なんですね。
で、ここ2週間くらい自分で使ってみて思うところを述べようかと。
まず「食チェック」が重要視しているのは「たんぱく質」の摂取。

たんぱく質は体を作る基本部品な訳です。
筋肉や血管を作るのも免疫細胞を作るのも皆たんぱく質が材料な訳で、これが不足していると、ビタミンなど他の栄養素を摂取しても健康な体を作れない。

要は、釘やペンキや壁紙をいくら用意しても材木が無ければ家が建てられないのと同じと言う事(なのか?)

食チェックの10品目のうち、実に5つがたんぱく質なのはそういう思想が元らしいです。
昔、日本人が魚をメインに食べていた頃結核脳卒中が多かったのは、魚食だけじゃ十分なたんぱく質を摂取出来なかったかららしい。
魚食に西洋の肉食文化をプラスすることで、十分なたんぱく質を摂る事が出来るようになったみたい。

要は、たんぱく質は偏らず色々な種類のものを摂るように心がけると、それぞれの摂取量は少なくても十分なたんぱく質が摂取出来るのじゃないかと思う。

たんぱく質以外の5つについては、その他の栄養素を満遍なく摂取するための指針なんだろうなと思う。
サプリメントのように栄養素を指名して摂取するのではなく、偏った食事を避けることで満遍なく栄養素を摂取するという考え方なんだろう。
それぞれ共通の栄養素が含まれていたり、得意分野もある。

そう考えると「食チェック」で満点を取ることを考えて、毎回同じメニューを食べるのではなく、毎回違った食材でソコソコの点数を狙うのが「食チェック」の運用方法なんだろう。

「食チェック」を僕が運用するようになって2週間ほど。
最近、スーパーで晩飯の食材を選ぶ際に、今日足りていない食材をチェックしてから献立を決めるようになった。
運用開始当初は1日5〜6点だったのが7〜8点になった。これで十分なのかは分からないが、少なくとも以前より食生活が改善されたと思えばこれで良いのではないかと思う。

大きく食生活を変える必要はないが、献立に困った時の指針とする。このくらいが丁度いいのではないかと思っている。